マスコミのみなさん必読!

『買ってはいけない』に続く
『週刊金曜日』別冊ブックレット第3弾  出版のご案内
10月23日(火) 書店発売!
金曜芸能
[報道される側の論理]
10月23日(火)、『金曜芸能―報道される側の論理』が発売されます。
写される側&書かれる側から見た景色はどうなのか、
三田佳子さん、野村沙知代さん、三浦友和さん、三浦和義さん、宅八郎さんの
報道例を紹介しています。写す側&書く側のみなさんに送るメッセージ本です。
インタビュー、対談、執筆の形でご本人たちも登場します。

【ケース1】 三田佳子二男 「おれでない“おれ”がつくられるとき」
【ケース2】 野村沙知代 「メディアは私を殺したかったのか?!」 対談・浅野健 一
【ケース3】 三浦友和 「被写体からしか見えない風景がある」 対談・落合恵子
【ケース4】 三浦和義 「マスコミ訴訟のイロハを伝授します」
【ケース5】 宅 八郎 「やられたらやり返せ! 裁くのはボクだ!」 対談・本多勝一


定価 840円(本体800円) A5版/150ページ
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-1-5 神田三崎町ビル6階
TEL 03-3221-8521 FAX 03-3221-8522
http://www.jca.ax.apc.org/kinyobi/
『週刊金曜日』編集長:黒川宣之
担当:谷一也(営業)/山中登志子(編集)

2001年10月22日(月)
(『金曜芸能ーー報道される側の論理』 はじめにより)
写される側&書かれる側から見た景色
三田佳子さんの二男をめぐる”人民裁判”報道はまだ、記憶に新しいことでしょう。
少年法についても考えさせられる報道例といえます。
二〇〇日にわたりバッシングされ続けた野村沙知代さん。
たたいてもいいんだとメディアが思った瞬間、一夜にして暗転した報道の怖さを思い知らされました。
三浦友和さんの自著『被写体』は報道する側に向けたメッセージ本です。
百恵ちゃんフィーバーの影で見えてこなかった”事実”が明らかにされています。
五〇〇件近い名誉毀損裁判を起こしている三浦和義さんからは、
訴えることや訴えられることがどういうことか、学ぶことができるでしょう。
そして、やられたと同じく逆取材で攻撃に出る宅八郎さんの行動に共感する人も少なくないでしょう。
『週刊金曜日』が出会った五ケースのみなさんの”回復”の仕方は、それぞれ違っています。
100%の”回復”なんてできません。そして、メディアが暴走しなかったら、
彼らはそのような”体験”なんてしなくてすんだかもしれません。
あなたも、いつ、このような報道被害に巻き込まれないとはかぎりません。
そんなとき、今回、紹介したひとたちのことを思い出してほしいなと思います。
(『金曜芸能ーー報道される側の論理』 おわりにより)
写す側&書く側のみなさまへ
写す側&書く側のみなさんは、写される側&書かれる側から見た景色はどうな
のか、思い描いたことはあるでしょうか? メディアの向こう側にいるとき、わたしに
はそういった想像力がありませんでした。”百恵ちゃんフィーバー”を楽しむわたし
がいました。あるときは、”人民裁判”に加わっていました。想像力を問われている
と気づいたのは、「ロス疑惑報道」から数年後です。毎朝、ワイドショーを見ていますが
一視聴者のわたしの視線もずいぶん変わってきました。
抜きつ・抜かれつでエスカレートする取材合戦のなか、話をでっちあげたり、
プライバシーに踏み込んでしまった経験はありませんか? 事件報道で一市民に報道
被害をもたらした過去はありませんか? 視聴率や部数のため? お金や出世のため?
それとも「上の人が言った」からでしょうか? ペンもカメラも使い方次第で凶
器へと暴走します。『金曜芸能』では、三田佳子さん、野村沙知代さん、三浦友和さん
三浦和義さん、宅八郎さんのケースを伝えることで、「わたしたちはこのままでいいのでしょうか?」
と自戒を込めてメディアに問いかけました。芸能情報や事件報
道を伝えるため今日も活字や電波を使って表現を続けているテレビ・週刊誌・新聞・
通信社などメディアのみなさんに、表現する側のひとりとして自分に引き寄せて読ん
でもらえればと思います。(編集部・山中登志子)

『週刊金曜日』編集部 山中登志子
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